学生時代に描いた50号の絵、大学2年生の頃だったから、今から50年近く前の作品でしょうか。
パネルから剥がして、巻いて、長い間そのまま放置をしていたので、ボロボロの状態でした。
画面には折り皺と無数の深い亀裂と、傷跡と、もうこのままダメになるかもしれないと、それでもアトリエの壁に長く貼っていたのです。
昨日、その絵の修復と裏打ちをしました。
手伝ってくれたのは為壮さん、彼にはいつも手伝ってもらってるので頭が上がらない!
作品を裏返しにすると現れた別の絵、表の絵は描きかけの絵の上にきっと描いたのですね。
線描の裸婦のシルエットが現れてきたのでびっくり。墨の線がしっかりと残っていました。