(お知らせ)
内田あぐり VOICES いくつもの聲
Aguri Uchida Voices
会場:原爆の図丸木美術館
会期:2020/11/7(土)ー2021/1/24(日)
この展覧会では、会場導入部において、私と丸木位里、そして私と俊の描いたそれぞれの人間表現が呼応しあう展示空間を構成します。大きな展示室では私の横8メートルの新作と位里の半世紀前に描かれた絵画などを展示します。
最初の部屋に展示されている俊の描いた子供達の水彩画(にんげんー表紙原画 1973年作)は大阪の人権博物館に所蔵されていたものですが、今年7月の人権博物館の閉館に伴い、武蔵野美術大学美術館に移管をされてコレクションとなりました。私は2017年に膠の研究調査で人権博物館を訪れた際に、「原爆の図 高張提灯」とともに子供達の絵を拝見したのですが、とても生き生きとした生命力に溢れた絵に感動をしました。今回の丸木美術館での展覧会に俊が描いた子供達の絵と一緒に展示できることになり、楽しみにしているのです。
一枚だけここにアップしておきますね。私の大好きなジャージの女の子です。
photo by Kitazawa Tomoto
展覧会の詳細は美術館の下記ウェブサイトをご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
フライヤー、ポスター、入場券などのデザインは最近ずっとデザインをお願いしている渡邊翔さん、武蔵美の視覚伝達デザインを卒業なさった若きデザイナーです。