2019年7月1日から9月30日までの3ヶ月間、武蔵野美術大学国内研修員として
日本の南から北へ、そしてまた南へと放浪してきました。
その記録を少しづつ書いていこうと思います。
まずは研修で一番見たかった長崎県生月島の「お掛け絵」から。
生月島には2019年7月18日からしばらく滞在していました。
生月島では江戸時代に捕鯨文化が盛んでした、益富捕鯨や古式捕鯨などの資料がたくさん展示されていて興味ふかいです。
生月の捕鯨文化は昭和初期には途絶えてしまいましたが、今でも食鯨文化はしっかりと残っています。
生月町博物館の学芸員、中園成生氏は隠れキリシタンや捕鯨文化の研究をなさっている方で、博物館サイトの生月学講座は専門的で面白く、大変勉強になります。
今回も中園さんにはいろいろとお掛け絵や捕鯨文化についてのお話を伺うことができて有意義な研修となりました。
親子鯨遊泳乃図 1700年代