「千蟲譜」を日本画の授業で使用するための覚え書き。
幕府侍医であり本草学者でもあった栗本丹洲(1756-1834)「千蟲譜」の写本。原書は文化8年(1811)頃に刊行。「千蟲譜」は著者、丹洲が虫を捕り飼育観察し類別して解説を書き。さらに自ら写生して図版を載せた図鑑である。
幕末頃の転写と推測され、解説はもちろん彩色を施された図版まで緻密に写されている。図像学、文字形象、造本、造本デザインの研究資料。
ー武蔵野美術大学美術館図書館、貴重図書詳細から抜粋ー
aguriuchida
三月の花
彼女たちの文学
1993年に第12回山種美術館賞展で大賞を受賞した時に片岡先生から「あんたが内田あぐりさん?」と声をかけられて緊張した授賞式の大切な思い出。
2021年2月20日訪問