2014年にブラジルへ旅をした折に訪ねた、染色家の川上久子さんのアトリエで見せていただいたアマゾンの木の実。名前はわからないのですが、色も形も様々で素晴らしい。
川上さんは1941年生まれで現在はサンパウロに住んでいらっしゃる74歳になられる素敵な女性。ブラジルへは1967年に渡り、多くの経験をなさりながらその後にアフリカのモザンビークの現住民に染色を教えるなど、アマゾンやアフリカで採取した自然の植物や花、木の実などで染めた織物を作ってらっしゃる方です。アマゾンの木の実やパオブラジルのことなど、ブラジルに自生する自然の植物染料について、いろいろと興味ふかいお話を伺いました。
「幸せの木」と言われるアマゾンの樹木から採取された樹液で作る漆。たしか名前は”ジュンパッパ”、黒は神聖な色だそう、「幸せの木」の漆塗りの器。