AGURI UCHIDA

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沖縄取材日記 vol.3 国頭村、奥の玉村方久斗と竜宮と猫

 11月1日(火)から5日(土)まで国頭村に滞在。

 

国頭村の小さな宿に到着。宿は沖縄最北端の辺戸岬の小さな村にあります。

宿の周囲は鬱蒼とした南国の木々に囲まれ、すぐ近くは小さな入江となっていて、

この辺りは竜宮の入り口と言われてるそうです。入り組んだ入江はまるで龍の頭のような形をしているのです。

宿で出迎えてくれたのはオス猫、名前は「あら」です。「あら」はしあんに言わせると猫ではなくて「あら」なのだそうです。

「あら」は夜になると私たちの部屋に夜這いに来て、布団の中に入って寝るのです。

 

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宿の食事はとても美味しい、朝夕と地元で採れた魚や野菜、沖縄の

フルーツなどを大皿で出してくれます。

 

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そして、玉村方久斗の孫に出会えたこと、こんな辺境の地で偶然とは思えないほどに。玉村方久斗は横山大観の彼女を横取りしたことで大観から破門され、その後は一人で日本画家として自由に西洋の感覚を取り入れながら制作をした素晴らしい近代の画家です。私も最近、オークションで玉村方久斗の小さな作品を手に入れ、近代日本画の中でも最も好きな画家なのです。

なので、本当にびっくりでした。

玉村さんと宿のご主人とのショット。

 

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石垣島在住の珊瑚礁や自然環境の調査をしている方と出会えて、南の島のことをいろいろと聞けたのも嬉しかったこと。宿ではほんとよく飲みました!

 

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宿のご主人の得体の知れないお酒、美味しかったのです。

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