キッド・アイラック・アート・ホールは窪島誠一郎氏(信濃デッサン館、無言館館主)が1964年に開業した美術、音楽、演劇、舞踏、朗読、映像など、領域を超えた表現活動を行うホールです。1998年頃に道路の拡幅により、現在のホールに移転し建物も新しくなりました。
ホールの壁は以前のホールも今も真黒で、闇のような特異な空間で個性的で多様な芸術表現が展開されてきました。
今年の12月をもって多くの表現者やファンに惜しまれながら、ホールは閉業となってしまうそうです。
私も移転前ののキッドで個展を2回開催しましたが、50数年にわたり領域を超えた表現活動をする作家達の活動を支えてきたキッドが閉業してしまうのは、たまらなく残念なのです。