苫小牧の夜は寂しくてサイコー。
苫小牧の創業100年の老舗レストラン、第一洋食店で。ご主人が傍に持ってきてくれた原精一のヌードに見つめられながらのワイン。
ぶらりと降りた苫小牧の街で、思いがけずに出会った珠玉の絵画たち、ここってお誕生日席みたいですよね、こんなに素敵な絵に囲まれて美味しいお料理をいただけるなんて、しあわせ。
そして向かいの壁には北海道の作家、国松登の「氷人」、とてもいい絵です。帝国美術学校の西洋画科を卒業しているのですね。まさか、苫小牧で国松登の絵に会えるとは思ってもみなかったのです。
苫小牧の冬は雪がそれほど積もらないそうですが、それでも氷点下で凍った道路はアイスバーンのようになってしまい、慣れていないと歩けないそう。
来春の雪が解けた頃に、私は苫小牧にしばらく滞在をして、第一洋食店のご主人とお会いする約束をしているのです。
待ち遠しいなー、苫小牧の春が。