鳥取7月18日 2日目
北栄町役場 旧北条庁舎1階
除籍予定資料 民具資料のお別れ展示
収蔵施設の有効利用のために整理した民具資料を公開展示し、重複などによる除籍予定資料を偲ぶ展示。除籍予定資料は引き取り希望の申し出があれば展示終了後にお譲りします。という展示。
7月13日〜8月26日まで。
鳥取のNHKニュースで流れたものをSNSで知り、2日目に早速訪問、展示1週間なのにすでに予約のシールがどの民具資料もいっぱい貼られている。中には相当な数の予約シールが貼られている人気民具も。
担当の方に伺ったところ、予約をした方はほとんど県内の一般の方、中には農家の方もいらっしゃるそうです。あまりの人気なので、役場の方もびっくり。
でも、生活民具が捨てられなくてよかった、本来の元の場所に戻ってよかった!
私も欲しいものがあって予約シールをたくさん貼ってきたけど、多分、当たらないだろうなー、と思う。
明治時代の印刷の絵が簡易軸装されたもの。かつての雛祭りの時などに雛人形が買えない人は土人形を飾る、土人形も買えない貧しい人は印刷された雛祭りの絵を飾る、だったそうです。
明治時代の印刷って、なんだろう。色彩はかなりヴィヴィッドに残っています。北栄町の博物館館長に話を伺うと、この手の物は博物館に寄贈されてもほとんどが捨てられてしまうもの、価値が全くないと思われているそうです。
キッチュな絵柄と色彩で面白い、見たことのない絵ばかり、これは欲しいなと思う!
研究室の資料にしたいからと頼んだけど、無理だろうなー、最後は抽選で決まるそうだから。
あの物量と予約シールをどうやって抽選するんだろうかしら。
高等小学校の理科の時間で子供達に見せていた鳥類の図、ダチョウの絵、これも印刷だけど。
面白い絵。背景も南方のヤシの木があって不思議。これも欲しい。
北栄町役場 旧北条庁舎
建物が渋くてなかなかかっこいい、丹下健三の建築みたいだといったのは為壮真吾くん。
すぐ近くにある倉吉市庁舎は1957年の建築で丹下の作品、もしかしたらここもそうかな。