2002年に発行された日本画[表現と技法]の書籍製作のために撮影した膨大なポジフィルム。
当時はデジタルがなかったので、6×7のフィルムで撮影をしていました。日本画の用具から技法、作家の制作ノート、作家のドローイングなど、様々なポジが残っていて、今となっては貴重な資料です。日本画の研究室のダンボールに入って、棚の上に置かれて忘れ去られていました。私は日本画の書籍製作に主に関わっていたので、と言うかほとんど監修という立場だったので、よく作ったなーと膨大なフィルムを見て懐かしく思うのです。この書籍を製作した経緯や当時のことは、現在の教員たちも助手たちも、他には誰も知りません。
ポジを救出できて本当によかった、主要なものはこれからデータ化して残しておこうと思います。
私の制作プロセスのフィルムも残っているので、これもよかったこと!!!
それにしても膨大なフィルムの量、なんとかしないと。